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今日の独り言

「逃げてもいいんだよ」
壬生様は鞭についてそう仰る。

逃げて後悔するなら、逃げなくて良い。痛みに弱いなら、素直に泣き叫べば良いのだ。
身体の痛みは時間と共に薄らぐが、心の後悔は時間と共にぶり返す。

何となく、ぐるぐるする夜。
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逢瀬2日目

モソモソしながら壬生様にくっついたり離れたり、壬生様も背中向けてみたり抱き締めてくださったりして朝を向かえた。
壬生様がテレビつけられたが、またお休みされた。私は電気をつけて、ポットのスイッチ入れた。
起き出した私は買ってあったサンドイッチ出して、コーヒー入れる。まだぼんやりされてるのか、うむうむとそれらを壬生様はゆっくり食べられる。私も食べる。
終わってからしばらくまったり過ごした。
「ぞゃ、やるぞ」
壬生様のお声で、縄や鞭を広げられた。
「来いよ」
その一言で私は壬生様の前に立つ。
くるっと私の後ろに回られて、手を後ろに組まされた。けれど手首同士を握る程度しか私は組めない。壬生様はその状態で縛られた。胸の上と下に縄が回る。脇に押し込まれる縄に顔をしかめ、回される腕に吐息が漏れる。
手が冷たいな、と思っていたら、
「強かったか…」
と手の縄を緩められた。見ると赤黒く変わっていた。
その縄をくいっと後ろから前へ股から回された。けれど直ではない。太ももに沿うようにそれぞれの縄が回された。そこに玩具を取り付けられるが、私のなかに押し込んで固定される。立ったままの不自由な体制と、簿妙な振動にもどかしくも感じ、感じながらももどかしかった。そこに電マを宛がわれる。中に伝わる激しい振動にびくんびくんと身体が反応する。
今度はバラ鞭が飛んできた。はじめは感じていたが、だんだん痛みが強くなる。いくつか取り替えて打たれていた後に、壬生様は一本鞭を取り出された。打たれると、やっぱり痛い。ベッドによじ登って布団でクッションしたが、ああっさり壬生様に剥がされた。なので、反対端に逃げた。ほざきが当たるか当たらないかの距離。
「俺のパットがあるんだから端にいくな」
枕元に壬生様のパットが充電中だった。私はベッドの反対端に逃げた。壬生様は鞭をやめて傍に来るように仰った。鞭は逃げたが、そのお言葉に素直に従う。
ぎゅっと乳首を捻り上げられた。快感を通り越して苦痛になる。洗濯バサミを乳首とその両横につけられた。それ自体は痛いが、弾かれたとたん快感になる。
縄が解かれた。そのまま横になるように言われる。バイブが押し込まれているが、ポイントを知っておられる壬生様はそこを刺激される。自分の意思とは無関係に身体がびくんびくんと弾く。そこに電マを押し付けられた。その快感に身体を投げ出した。快感の波に飲まれていた。
ぐったりと横になる私をそのまま残し、ソファーへ向かわれる。私を跨ぐときに踏まれる。全体重ではないが、胸を踏まれた。それをされて喜びこそすれ、それ以上何も思わないのは、やはり主である壬生様だからだろう。タバコ吸い始められる。その足下に私はすり寄った。この状態が私は好きだ。壬生様に思うようにされ尽くしたあとの余韻。

支度するように壬生様は仰った。パタパタと用意して、ご挨拶させていただく。たまたまかもしれないが、点いているテレビの音が今日は気にならなかった。

「お昼どうする?」
ホテルを出て歩きながら壬生様が尋ねられる。
お昼を食べながらゆったりと時間が過ぎる。あれこれお話させて戴きたい、と思うが、話す内容が思いつかない。そう思っていると、壬生様はふと仰った。
「お前もね、(行き過ぎると)心壊れるんだよ。壊れると、鬱やらパニックになる。わかってるのか?」
私は鬱にもパニックにもなった事はない。だけど・・想像で壬生様が居なくなった事を考えることがあるが、それは必ず辛く苦しい。前向きになれない。それは想像ではあるが、もしこれが本当に現実となったら、想像と違う事はないだろうし、悪い意味で想像以上のものになるのだろうと考える。
それを壬生様にお伝えする。うんうん、と壬生様は聞いていてくださった。

ホテルを延長して過ごしていたので、お昼を食べてしばらくすると良い時間になっていた。
「欲のままになることは良いんですか?」
「良い事だよ」
「でも、それで与えられなかったら・・」
「悶々していればいい」
「・・そうなんですけど、、抑え込んで平静にしてしまうようです」
「平静になる必要はない。(出会った)最初はずっと入りっぱなし。不意に切れたりする。でも、普通なら2ヶ月か3ヶ月でコントロールできるようになる。俺と話すだけで、俺の声を聞くだけでオンになり、終わったらオフになるそのコントロールができるようになる。ところがお前はずっと入りっぱなし。こうやって別れても、お前はずっと考えてるんだ。だから、あれ忘れた、これ忘れた、と意識が途切れる」
「壬生様とお別れしてから、列車内では壬生様へのメールを書いて、それから日記を書きます」
「それは記録だから良いのだ。俺と会ってる間に聞いたこと、感じたことを書く…それは、記憶であり記録であるから」
壬生様は仰った。

列車がやってくる。
いつもはデッキに立っているのだが、私の席がホーム側だったので、急いでそこへ向かう。ところが、直前で席のトラブルでもめている人がいたので手間取った。荷物を置いて、さてようやく・・と思った時、窓から壬生様が覗かれてるのが見えた。そして列車は走り出していた。席についてゆっくりとお別れを、、と思っていたのに。
そういうことなのだ、と自分に言い聞かせる。私は別れ際の1度の接吻でそれ以上おねだりしなかったし、いつも席に行けと言われる壬生様のお言葉に反してデッキに居る事もなかった。だから、私のやったことは間違いないのだ、、と自分に言い聞かせる。出かかった涙は雫になる前に引っ込んだ。

「考えすぎるなよ」
壬生様はお電話で私に仰った。

逢瀬1日目

駅について到着の旨お電話しようとした。コールが鳴る中、ふと見ると壬生様が私を見つけて下さり、こちらに来られるのが見えた。
そのまま昼食する。
コーヒーを飲みたいと仰る壬生様とご一緒させて戴き、ホテルに向かう。
それ用のホテルの部屋を探すが、見当たらず。そのまま良さそうと思う部屋を選んだ。が、意に反し、あまり満足できる部屋ではなかった。
壬生様も私も同じ不満を抱きながら、とりあえず・・宿泊タイムまでは過ごそうということになった。

ご挨拶をさせて戴き、私は服を脱ぐ。壬生様の服を脱がすように仰り、私は衣類に手をかけた。
ぺしっと頭をはたかれる。うっかりベルトから手にかけていた。慌てて靴下に戻し、その後は順調に。。
「これからはお前に上も脱がせてもらおうか」
いつもご自分で脱がれているのだが、今日はそう仰った。簡単そうに見えて難しい。上に着ておられたシャツは袖口のボタンを外さないと脱げなかった。下に着ておられるネックは袖が先か首が先か。。。でおろおろしていた。
壬生様のものを舐めさせて戴くと、上に乗るように仰った。困ってしまった。この部屋のソファは長椅子状態で、背もたれがない。私が手をかけるところがないのだ。
「俺に掴まれば良い」
壬生様が仰ったので、その通りにさせて戴く。
濡れていたので入りやすい。体制は不自由だが、壬生様も下から突き上げて下さり、声を上げて感じていた。
壬生様の上に乗った後は背中を向けて、その後は後ろから。。。。
しばし休憩のち、移動の時間となって慌ただしく外に出る。いつものホテルに向かい、今度もまた二人とも意見が一致する。
「何か落ち着く」
服を着たまま夕食にする。服を着てるという事と壬生様のお隣に座らせて戴いた事が何となく落ち着かなかった。
お風呂に入るということで、それぞれ脱ぐ。目的は入浴のためだが、ここで何となくほっとする私だった。
お風呂から上がると、壬生様はソファに座ってコーヒーされる。
「ベッドに行きますか?」
私はお聞きするが、壬生様は意いや、と答えられた。ベッドに行くと、そのまま寝てしまうから。。とのこと。けれど、結局ソファでうとうとされた壬生様は、ベッドでそのまま寝る事にされた。今日やる予定だったことは、明日の朝しよう、、と仰り、くっついて眠った。

求めるもの

「私が求めるものは何なのか・・わからないです」
壬生様にお話させて戴いた。
「どういうこと、ではないよ」
壬生様は仰った。
「お前さんが何を求めてるか(欲してるか)ではない。従う、ということだ」
「ただただお仕えする、ということですか」
「そうだよ。俺(主)の満足の為に従う、ということ」
私はあたかも自分の意思で自分が行動しているような思いでいた。けれど、そうではない。私は壬生様のもので、壬生様の下にある存在。。。
以前壬生様が仰った。私が一人で考えだすと、己の位置を忘れてしまう。ひとりで離れようとしてしまう。そして不安定になるのだと。
私はまたそれをしようとしていた。壬生様はその私をそっと戻して下さったのだ。
「MはSを利用するものなんだよ」
くすくすと笑いながら壬生様は仰った。
「あれしてほしい、これしてほしい、と言いながら(言わせられていると見せかけて)、実は利用してるんだ」
「私も壬生様に対してしてるんですか?」
「俺に対しては違うよ」

「壬生様に対しては反応薄いのに、そうじゃない場合だと反応しやすいんです」
あまり言いたい事ではなかったけれど思い切ってお伝えした。
「それは新鮮だからだよ。当然のことだ。
別れる原因は、慣れから。よくあることだ。お前さんの日記から、満足していないのは感じていた。だから、今度はSM仕様のホテルにしようかと考えたんだ。お前の(満足の)為ではないよ」
私の満足の為ではない。だけど、私との関係を続けようと壬生様が考えてくださった事だ。

その日本当は考え込んでいた。自分が求めるものは何だろうか。私は何を望んでるのだろうか、と。
けれど、何もいらない。今の私はまだ壬生様の下に居る事だけを考えていればいい。。。自分の立ち位置を改めて教えて戴き、私の心はずっと落ち着きを取り戻していた。

今日の独り言

SMは心。心ありきのSM。
なのに、なぜ体の欲に突き動かされるのか。

私は何を求めてるのか。
自分がない、ということに今日ほどもどかしい思いをしたことはなかった。
誰もが言う。「あなたの求めるものが答え」なのに、肝心の私は自分が求めているものがわからない。